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2020年1月12日2 分

声を出す

今日伝えたい事:

シュートや、パス、ディフェンスなどの技術的な事だけでなく、

声を出して盛り上げる姿勢を評価されてベンチ入り出来る場合もある。

【インターハイ予選でベンチ入りしたい選手へ】

高校では新人戦が終わると

5月のインターハイ予選が最後の公式戦となる選手が多い。

中学の頃よりも高い意識と強い気持ちで

高校のバスケ部に入部したと思う。

部活がメインで高校を選んだ選手も少なくないだろう。

そして入部後は中学の時とは比べ物にならないくらい

激しい練習、厳しい競争を経験してきたのではないか。

インターハイ予選に向けて、「 一生懸命頑張る 」気持ちは大切だが、

高校2年生にとっては入学してきて1年10ヶ月分、

一生懸命努力した結果が新人戦のベンチメンバー、プレイタイムである。

残された3ヶ月でこの現実を打破する為には

何かを変えなくてはいけない時期ではないか。

「 声を一生懸命出す選手。 」

コーチの立場になって考えてみよう。

ベンチ入り15人を選ぶ時、どのような基準なのか?

接戦で試合に10人出場するとして

出場しない残りの5人はどのような選手を選んでいるのか?

頑張っている上級生、

経験を積ませたい下級生、

ゲーム内容によってはワンポイントで

出場する可能性がある選手。

チームによって考え方があると思うが、

「 声を出してチームを支える選手 」を

ベンチに置いておきたいと思うコーチは実際にいる。

8秒、24秒、14秒など、バスケットでは常に

時間を気にしないといけない。

普段は確認しているにも関わらず、

1試合に1回あるか無いかの確率で

確認を怠ってしまうときがある。

その1回の為にずっと確認して声を出し続けてくれる選手。

「 (スクリーン)アウト〜 」「 ボックス(アウト)!」

など、常にコート内の選手に声をかけ続ける選手。

「ディフェンス!!」

「ここ1本大事に!!」

ムードが悪い時も暗くならずに

声を出して盛り上げる選手。

その他、ファール数、

フリースロー数(ワンスローを2本と勘違いする)、

交代時のマッチアップの相手のコール、

常にコートの選手を気にしながら

声をかけてくれる選手。

ベンチにいると心強く無いか?

また、ワンポイントで出場する時、

こうやって声を出して盛り上げる選手の

プレイはチームに勢いをつける。

高校最後の公式戦に向けて

何が何でもユニフォームが欲しいなら

「 声を一生懸命出す選手。 」を目指してみてはどうか?

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