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2020年10月10日2 分

【Buck Number2018】インターハイ京都府予選 女子決勝戦 新時代到来

「 精華学園が強いチームだからこそ

 我々もそこを目標に頑張れるんです。 」


 

6年連続の同一カードの決勝戦となった

京都精華学園 - 紫野 の1戦。


 

両チーム共ここ数年にないくらいの

仕上がりを見せていた。


 

特に紫野の#5,#6の両選手については

1生時から2年後を非常に楽しみにしていた選手であった。

スピード感溢れるバスケットに心が躍った。


 

実際に今回のインターハイ予選を観ても

キレのあるドライブ、

高さのあるディフェンス、

内外のバランス。

歴代ナンバー1といっても

過言ではないバスケットを展開した。


 

そんな紫野の前に立ちはだかったのが

京都精華学園であった。


 

1-3年生のバランス、

スピード、サイズ、シュート力。

紫野と同じく、歴代ナンバー1という

呼び声も聞こえてくるくらいの布陣だ。


 

その精華学園の中でもやはり、U17日本代表の

#12 高橋選手がスピーディなバスケットで

存在感を見せた。


 
完全にディフェンスを振り切る

ジャンプショット。


 

後半でも衰えない脚力。


 

紫野ディフェンスの仕掛けに

安心して観ていられるスピードを生かしたキープ力。


 

そして、勝負所を察知する力と

一瞬の油断をついたスティール。


 

まさしく走攻守を兼ね揃えた選手である。


 

特に第4ピリオドのスティールが

最後の最後に効いた。


 


 

近畿大会、インターハイ、さらには日本代表での

活躍が楽しみである。


 
以前、京都精華学園が

3連覇した時は、真似することが出来ないバスケットであり

他のチームは、なかなか勝負することが出来なかった。


 

それから約10年弱の間に

「 打倒 精華 」を掲げた紫野はライバル校としての

地位を確立した。


 

今後も両者の対決に注目であるが、

この両チームの間に割って入るのは

どのチームか!?


 

長年京都バスケ界を引っ張ってこられた指導者がいる 

京都明徳、福知山成美、京都すばる、西城陽。


 

若手の指導者でベスト8常連になった鳥羽、京都西山。


 

また上記以外のチームが巻き返してくるのか!?

新鋭チームが出てくるのか!?


 

「 ライバル関係がチームを強くする 」

これからも注目の戦いが続く。