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2022年5月13日2 分

インターハイ予選準々決勝_京都精華学園-東山_0514

今までの無観客試合分を穴埋めして頂いたようなナイスゲームでした。

先に試合が終わった隣のコートの選手も、観客席の方々も

固唾を呑んで見守りました。

インターハイ予選準々決勝 京都精華学園-東山。

1位、2位ゾーンの準々決勝でここまで競った試合は記憶にないです。

京都精華学園 98 - 102 東山 

( 延長戦 )

高さで勝る東山相手に

京都精華がアウトサイドとディフェンスで対抗しました。

普段、高校バスケットしか見ていない方は

あまり意識されていないかもしれませんが、

京都精華学園中学はここ数年、

毎年全国の上位クラスの実力あるチームです。

その選手たちが高校へ進学してきます。

また、数年前の洛南戦での大接戦で感じたように、

〝 勝ちたい 〟ではなく、〝 勝つ 〟という想いで試合に挑んでいるチームです。

ですから、試合前から良いゲームになる予感はしていました。

いざ、試合が始まると

私の想像を遥かに超えたナイスゲームとなりました。

両チームとも1-3年生の総力戦です。

序盤、高確率のシュートでリードした京都精華を

東山が追いかける展開となりました。

東山が追いついて、

このまま逆転かと思ったところで

京都精華が突き放す。

そのような展開が続き、

前半は同点で折り返しました。

後半に入ると東山がリードしますが、

次は京都精華が食らいつく。

まさしく一進一退の勝負でした。

両チームともプレッシャーがかかる場面で

強気でプレイする姿、得意なシュートを決める姿に

心が弾みました。

これこそバスケットボールの醍醐味。

こんな試合を小中学生に観てもらいない。

そう感じた試合でした。

最後は4点差で負けてしまった京都精華学園。

ラストピースが揃うこれからの戦いに注目です。

また今回は薄氷の勝利となった東山も

今後に繋がる試合だと感じました。