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2020年9月2日2 分

シュートを決めるよりも大切なこと

特にアウトサイドシュートが苦手な選手に知ってもらいたいですが、

実はシュートを決めるよりも大切なことがあります。

ズバリ、

「 チームのタイミングでシュートを打つ 」ことです。

試合を観ていると絶好のタイミングでシュートを打たない選手がいます。

完全に相手のディフェンスを崩して

ノーマークの状態を作れているにも関わらず、

もう一歩リングの近くによりたいのか、

最後にチェックにきた選手をさらにかわして

ジャンプシュートかドライブを選択する選手がいます。

そういう選手にとっては「 シュートを決める 」ことが1番なのだと思います。

しかし、私が考えるに、

「 チームのタイミングでシュートを打つ 」ことが1番です。

考えてみてください。

1試合での2点シュートの確率はどれくらいでしょうか?

どんなによくても50%くらいではないでしょうか? 

ゲーム状況によっては30%くらいまで落ちるときもあります。

3本に2本は落ちるのです。

ですから「 決める 」ことよりも「 打つ 」ことが大事なのです。

「 チームのタイミングで打つ 」ことのメリット

( 打つ と味方は思っているので )

オフェンスリバウンドにいきやすい。

( ディフェンスを崩しているので )

オフェンスリバウンドを取りやすい。

相手の速攻に繋がりにくい。

「 勝ち 」でオフェンスを終わることができる。

バスケットは流れの中でゲームが進行していきます。

その1本が例え入らなくても次の展開に繋がります。

ですが、シュートをためらうことにより、

「 24秒バイオレーション 」

「 詰めて無理なシュート 」

「 台型内で囲まれる 」

「 リング下でブロックショット 」

など、よくみられる結果です。

それらは全て「 ディフェンスの勝ち 」となってしまいます。

例え入らなくても

「 チームのタイミングでシュートを打つ 」

常に意識してコートに立って頂ければと思います。