正直に言います。
アクトオブシューティングを正しく理解しておりませんでした。
小中高大バスケ部で、カメラマンになってから100万枚以上
バスケットの写真を撮ってきましたが、知らなかったです。
( 中高と近畿大会に出場しましたのでそこそこ経験はあります )
ルール解説動画をやり始めたきっかけとして
〝 プレイヤーは経験則でルールを捉えていて
正しく理解していない 〟
と感じたからでしたが、
自分自身で実証してしまいました。
ルール解説をさらに飛躍させる決断をしました。
ジャッジについて最近、自分の中で腑に落ちた持論を書きます。
ジャッジとフリースローは同じ。
Bリーグの2023FT王は89%です。
プロ選手が10本中1本はフリースローを落とすのです。
練習では10本どころか、20本30本連続で決める選手もいると思います。
利き手ではない方で打っても簡単に入れる選手もいると思います。
それがゲームでは落とすのです。
疲労や緊張など様々な要因があると思いますが、
日本のトップのプロ選手が
誰にも邪魔されないノーマークの
フリースローを落とすのです。
審判も同じです。
私のようにコートサイドで座りながら
望遠レンズでプレイを確認すれば、
思い描いたジャッジができると思います。
しかし、ゲームは違います。
選手と一緒にコートを駆け巡り、
様々なことに目配り、気配りをしながら
動きの中で瞬時に判断をしなくてはいけません。
選手は交代で休めても
審判はフルタイム、多い日は2試合
出ずっぱりです。
そんな中で、完璧なジャッジを求めるのは酷だと思います。
コーチ、選手、ベンチ、観客など会場にいる全員が
全てのジャッジに納得する
ゲームは今まで見たことがありません。
そして、そんなゲームは一生見ることはないでしょう。
「 そんなんいうても、高校生最後の大会で… 」という
気持ちは理解できます。
私も基本的にはプレイヤー目線ですから。
正直、( えっ!?)と思う時も確かにありますが
損するだけでなく、得する側になる時もある訳です。
40分間のゲーム中で、
得する時もあれば損する時もあるので、
お互いイーブンだと思います。
それよりも大事なのは
笛がなった後、どういったプレイをするのかだと思います。
ちなみにこれは私の個人的な経験談ですが、
試合中、ジャッジに対して、選手が〝 えっ?! 〟という
リアクションをした時、
8〜9割は審判が正しいと思います。
腰が当たっているのに、
「 手、当たってませんよ!! 」
と真面目にアピールする選手もいます。
( 本人はノーファールと信じ込んでいる)
様々なジャッジも確かに存在しますが
それも含めてバスケットのゲームなのです。
より良いバスケットライフを送るポイントとして
1、まずはルールを正しく理解する。
2、意図せぬ判断が下されても受け入れる。
3、受け入れた上で、アジャストする。
以上の事をお勧めします。
私はルールを正しく理解してもらえる活動を
続けていきます。
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