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【Back Number2019】魂のMVP

今回は2019年9月の記事を掲載します。


 『 魂のMVP 』


朝晩には秋の訪れを感じる今日この頃であるが、

高校生の舞台はまだまだ熱い日々が続く。

2019 ウインターカップ京都府予選

京都のバスケっ子たちの想いのこもったプレイがぶつかり合う。

本日紹介したい選手は鳥羽高校の44番の選手である。

2019インターハイ予選準々決勝

勝てば近畿大会出場が決まるこの試合。

終盤スーパールーキーの連続スリーが

勝負を決めた。

このスーパールーキーが凄かったのは

前半絶好のシュートチャンスでシュートを打たなかった点である。

高校に入学してたった数ヶ月で大一番の試合。

大接戦。

ためらってしまうのも無理がない。

結果を求めるのはこれから経験を積んでからだなと感じたその試合の後半で、

自分のプレイを思い出し、結果を残した事に最高にしびれた。

この試合のMVPと呼んでも過言ではない活躍であったが、

真のMVPは1試合通してゴール下で身体を張り続けた44番の選手と考える。

チームのリズムが悪い時、

相手に流れが行きそうな時、

常にリバウンドがチームを支えた。

連続スリーのような爆発力はないが

リバウンドシュートで確実に2点を積み重ねた。

中学生でインサイドプレイを嫌がる選手は多い。

アウトサイドシュートの方がかっこいい。

中学は中で通用する身長であるが、高校では厳しいので

中学生の時から外を磨きたい。

身体の接触が多いので体力的にしんどい。

このような理由によるところではあるが、

中高生の皆さんには今一度、バスケットの本質を考えて欲しい。

自分たちが得意なプレイも大切であるが、

相手の得意なプレイを防ぐことや

相手の嫌がるプレイをすることも勝利への道筋である。

ボール保持時間が多い。

パスアンドランで切れ込まない。

リバウンドに飛び込まない。

相手にとっては非常に守りやすい選手である。

府大会出場チームはまずディフェンスとポジショニングがしっかりしている。

ベスト8チームはオフェンスのバランスが良くなる。

そしてベスト4チームはインサイドが安定している。

以上のように私は京都のバスケットをとらえている。

少しくらい1対1がうまいだけでは高校で勝ち上がることは出来ない。

最後に注意が必要であるが、

インサイド=ポストプレイではない。

身長が低い選手でも

ドライブで中にアタックする。

パスアンドランで中へ切れ込む。

時にはオフェンスリバウンドに飛び込む。

自分自身のスタッツだけではなく

そこから生まれる相乗効果が流れを生む事を知って欲しい。





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