top of page
  • 執筆者の写真BB-PHOTO

あたりまえだの、、、、、

「 え?先生が吹くのですか!? 」





通常、バスケットの地区大会では、

出場チームの先生に審判が割り当てられる。


試合会場で自チームの先生が審判をしている事を

選手も見ていると思うが、今日は審判にまつわるエピソードを。


まず冒頭のチームは審判ができる先生が2名いる。

1人は大ベテランの先生で、もう1人は中堅の先生である。


その日は各チーム2試合審判割り当てがあった。

こういう場合はだいたい中堅の先生が2試合吹くことが多いが、

その大ベテラン先生は審判のユニフォームをバッチリ着こなし、

コートに立っておられた。


バスケット経験があまりない若手の先生がいる場合に

ベテランの先生が審判をするケースはあるが、

本来なら吹かなくていい試合である。


それが中堅の先生の負担を減らすために

審判の用意を持ってこられたそうである。

(中堅の先生談)




またとある試合では

審判を終えたばかりの先生が

次の試合の審判担当の他校の先生(手首を痛めておられた方)に

「 審判代わります。 」と言って、

2試合連続で吹かれた。


その日は元々2試合審判担当だったので、

審判3試合、自チームのゲーム2試合で

合計5試合フル稼働である。



選手にとって「先生が審判している」だけの姿でも

その裏には様々な想いがあり、

またそれを当たり前にやられている事が

本当に凄いと思う。



選手にとっての

バスケの当たり前は

先生たちの陰ながらの

当たり前の自己犠牲に

よって守られている。



今回のコロナで何気ない日々の大切さに気づいた選手は

少なくないと思う。


先生のこういった姿にも

気づいてもらいたい。





最新記事

すべて表示

東山高校の準優勝回数は21回です。 次点では男子山城高校と女子紫野高校が共に10回ですので、 京都ではダントツの回数です。 今回、優勝した東山と準優勝の京都精華学園の差は 決勝戦を戦ってきた歴史の差であると思います。 (新人戦は京都精華が勝っていますが。) 〝 全国 〟がかかった〝 決勝戦 〟の舞台。 東山の底力を感じました。 準優勝の京都精華学園は いつものオフェンス力の歯車が少し狂った印象があ

bottom of page