とある撮影で、
案内係の大学生のアルバイトの子と
一緒に仕事をした。
途中暇になった時に
「 カメラマンさんもお弁当出るのですか? 」
と聞かれ。
「 あっ今日は出るらしいよ。 」
と答えたら、
「 私、お弁当が楽しみなんですよ〜。
お弁当のためにこのバイト応募したようなものです。 」
と、ニコニコしながら話してくれました。
その姿をみて、嬉しくなりました。
ほとんどの撮影では、お弁当は出ませんので
カメラマンの分まで用意してくださったことに、
感謝の気持ちをもって頂くのですが、
あそこまで喜ぶことはもう出来ないと正直思いました。
人の幸せ、不幸せって
結局は自分がどう感じるかで決まります。
同じ現象が起こったとしても
幸せと感じる人もいれば
不幸と感じる人もいるでしょう。
普段から感謝の気持ちは大事にしていると
自分では思っていましたが、
その大学生の笑顔を目の当たりにして、
自分の心の声にもっと敏感になろうと思いました。
日常の中の些細なことでも
心の底から、ありがとうと
伝えられる人間になりたいです。
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