2022 京都高校新人戦
福知山成美 62 ー 58 京都橘
城陽 73 - 72 福知山成美 ( 延長 )
と、拮抗した試合展開となった3チームのゾーン。
スコア上では城陽、福知山成美の強豪校に
京都橘が肩を並べた結果となった。
『 インサイドプレイヤー1枚で世界が変わる 』
京都橘は今までも想いのこもったプレイを見せてくれていたが、
強豪チームに勝利するまでには至らなかった。
ところが今シーズンは189cmのセンターが
スタメンで出場し、
高さで勝負できるようになった。
バスケットボールは高身長者が有利なスポーツであることは
周知の事実であるが、
実際に目の当たりにすると
私のようなガードにとっては残酷さも感じる
チームの変貌ぶりであった。
『 先の見えない目標に対しての努力 』
と
『 手が届きそうな目標に対しての努力 』
を比べた場合、
どんなに優秀な選手でも後者の方が
より集中して練習に取り組めるのではないだろうか。
今まで積み重ねてきた努力が加速度的に成長につながる可能性は
大いにあると考える。
もちろん、簡単には勝たせてくれないだろう。
シードチームには意地もあるし、
結果を残してきた経験もある。
また実力が認められれば、相応の研究もされるし、
照準も合わせてくる。
あと一歩のところまで追い込んだチームが
数ヶ月後の大会で同じチーム相手に点差をあけられる事はしばしばある。
IH予選べスト8入りは
決して甘い道のりではないが、
高すぎる壁でもないだろう。
これからの更なる変化を楽しみにしている。
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