今までの無観客試合分を穴埋めして頂いたようなナイスゲームでした。
先に試合が終わった隣のコートの選手も、観客席の方々も
固唾を呑んで見守りました。
インターハイ予選準々決勝 京都精華学園-東山。
1位、2位ゾーンの準々決勝でここまで競った試合は記憶にないです。
京都精華学園 98 - 102 東山
( 延長戦 )
高さで勝る東山相手に
京都精華がアウトサイドとディフェンスで対抗しました。
普段、高校バスケットしか見ていない方は
あまり意識されていないかもしれませんが、
京都精華学園中学はここ数年、
毎年全国の上位クラスの実力あるチームです。
その選手たちが高校へ進学してきます。
また、数年前の洛南戦での大接戦で感じたように、
〝 勝ちたい 〟ではなく、〝 勝つ 〟という想いで試合に挑んでいるチームです。
ですから、試合前から良いゲームになる予感はしていました。
いざ、試合が始まると
私の想像を遥かに超えたナイスゲームとなりました。
両チームとも1-3年生の総力戦です。
序盤、高確率のシュートでリードした京都精華を
東山が追いかける展開となりました。
東山が追いついて、
このまま逆転かと思ったところで
京都精華が突き放す。
そのような展開が続き、
前半は同点で折り返しました。
後半に入ると東山がリードしますが、
次は京都精華が食らいつく。
まさしく一進一退の勝負でした。
両チームともプレッシャーがかかる場面で
強気でプレイする姿、得意なシュートを決める姿に
心が弾みました。
これこそバスケットボールの醍醐味。
こんな試合を小中学生に観てもらいない。
そう感じた試合でした。
最後は4点差で負けてしまった京都精華学園。
ラストピースが揃うこれからの戦いに注目です。
また今回は薄氷の勝利となった東山も
今後に繋がる試合だと感じました。
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