特にアウトサイドシュートが苦手な選手に知ってもらいたいですが、
実はシュートを決めるよりも大切なことがあります。
ズバリ、
「 チームのタイミングでシュートを打つ 」ことです。
試合を観ていると絶好のタイミングでシュートを打たない選手がいます。
完全に相手のディフェンスを崩して
ノーマークの状態を作れているにも関わらず、
もう一歩リングの近くによりたいのか、
最後にチェックにきた選手をさらにかわして
ジャンプシュートかドライブを選択する選手がいます。
そういう選手にとっては「 シュートを決める 」ことが1番なのだと思います。
しかし、私が考えるに、
「 チームのタイミングでシュートを打つ 」ことが1番です。
考えてみてください。
1試合での2点シュートの確率はどれくらいでしょうか?
どんなによくても50%くらいではないでしょうか?
ゲーム状況によっては30%くらいまで落ちるときもあります。
3本に2本は落ちるのです。
ですから「 決める 」ことよりも「 打つ 」ことが大事なのです。
「 チームのタイミングで打つ 」ことのメリット
( 打つ と味方は思っているので )
オフェンスリバウンドにいきやすい。
( ディフェンスを崩しているので )
オフェンスリバウンドを取りやすい。
相手の速攻に繋がりにくい。
「 勝ち 」でオフェンスを終わることができる。
バスケットは流れの中でゲームが進行していきます。
その1本が例え入らなくても次の展開に繋がります。
ですが、シュートをためらうことにより、
「 24秒バイオレーション 」
「 詰めて無理なシュート 」
「 台型内で囲まれる 」
「 リング下でブロックショット 」
など、よくみられる結果です。
それらは全て「 ディフェンスの勝ち 」となってしまいます。
例え入らなくても
「 チームのタイミングでシュートを打つ 」
常に意識してコートに立って頂ければと思います。
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