中学のベテラン名指導者の先生から聞いた話ですが、
〝 チームを強くするのに5,6年はかかる 〟と仰っていました。
これは非常に興味深いお言葉です。
私の感覚では2年ないし3年でした。
名指導者が赴任した時の1年生が3年生になれば勝てるのではないかと思っていました。
とはいえ、前任者のやり方もいきなり変えられませんし、
1年生ばかり試合に使うことも出来ません。
そこで、+1年増えてたとしても3年ではないかと思っていました。
ところが、このお言葉、
今では非常に腑に落ちています。
3年かけてチームの土台を作り、
その土台を当たり前と感じる1年生が
3年生になって初めて勝てるのではないかと思います。
ですから、チームを強くするのに5、6年はかかるのだと思います。
チームをたくさん見てきて感じることは、
この〝 当たり前 〟の基準が全く違うという点です。
誰もが一生懸命頑張ろうとする試合会場ですら
違いを感じるのですから、
普段の練習、私生活においては
天と地との差があるのだと、想像できます。
子供たちは一生懸命頑張っていると思います。
ただ、上位に進出するチームの基準を知らないだけなのだと思います。
私は指導者ではありませんので、
基準についてお教えすることはできませんが、
一つだけ言えることがあります。
挨拶や、整理整頓など、
バスケット以外の身の回りのことを
当たり前にできる。
これも非常に大切だと思います。
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