バスケっ子ムービーを開始しようとしたきっかけは、
とある夏の大会、中学校3年生がナイスリバウンドを取った後、
ゴール下のほぼノーマークショットをバンクシュートではなく、
リングを直接狙って外したのを目撃したからである。
「 バンクシュートを徹底していない指導者の責任 」
と結論を出すのは指導経験の無い、競技経験者にありがちであるが
私の場合は、指導者に対して否定的な意図はない。
「 指導 」というものを
それなりに間近で見てきたからこそ難しさがわかる。
またコート上のプレイで短絡的に指導者を批判するのはナンセンスであると思う。
毎日、毎日、
スクリーンアウト、
スクリーンアウト、
スクリーンアウトと
徹底的に言い続けても、
最後の夏の大会では
やはりベンチから「 スクリーンアウト!! 」
と叫ばなくては動かない選手は多い。
プログラミングで
機械を動かしているわけでは無い。
生身の人間、
しかも多くは
10代の選手を指導している訳である。
指導というものは本当に難しい。
経験者だからと言って簡単に結果が出るものでも無い。
それではなぜ、自分が動画配信を始めたのか。
例えば自分というバスケットマンを100とした時、
ミニバス、中学校、高校、大学の部活で学んだ事が
9割以上を占めているが、
実はそれだけではない。
月バスから学んだ事、
NBAの放送から学んだ事、
試合を観戦して学んだ事、
そして漫画スラムダンクから学んだ事もある。
それらが自分のバスケットに役立ってきた。
つまり、今、頑張っている選手の
バスケットに対する情報、引き出しが
少しでも増えればと思い、
バスケっ子ムービーを開始した。
中学、高校生のプレイを間近で見ている
BB-PHOTOが
実際に高校生の指導をされている先生方に
出演して頂く。
中学生に寄り添った
バスケットスキルアップムービー。
それがバスケっ子ムービーである。
Comments