アウトオブバウンズになったボールを拾いにいくのに
チームの強さや選手の実力は全く関係ないと思います。
ただ、ボールを拾いに行くだけですから。
しかし、これが面白いように分かれます。
高校の都道府県予選1回戦では
拾いに行かない選手をよく見かけます。
逆にベスト8以上の戦いではまず見かけません。
( 中学ではベスト8以上の戦いでもたまに見かけます )
ルールブックに書いていないことですので、
拾いにいかない行為に対して何も言いません。
またベスト8以上のチームも
拾いに行きなさいとは指導していないと思います。
恐らくですが、拾いに行くのが当たり前で
誰も意識せずに行っていると思います。
普段の練習を見ているわけではありませんが
この当たり前に行っている事の積み重ねが
勝利へとつながるのだと思います。
中学校の指導者の先生は
チームを強くするのに5,6年かかるとおっしゃいます。
赴任した時の1年生が3年生になった時に
勝てるように思いがちですが、
そうではないみたいです。
自分が1年生の時から指導した3年生を手本とする1年生。
その1年生が3年生になって初めて勝負できるとおっしゃっていました。
当たり前レベルを上げる。
どんなに動画コンテンツが発展しても、
これはなかなか学べません。
勝ちきることができるチームの勝利の秘訣は
実はコート外にもあるのではないでしょうか。
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