top of page
  • 執筆者の写真BB-PHOTO

レイアップシュート

レイアップシュートについて

知って頂きたいエピソードがある。


私が高校生の時、

洛南へ進学した同世代の選手たちが

レイアップシュートを教わったそうである。


この話を聞いた時、

ドッキリをされているのだと

思ったくらいすぐには信じられなかった。


私のようなプレイヤーですら

マスターしていると思っていた

基礎中の基礎のプレイを

洛南高校へ進学してくる

都道府県選抜クラスの選手たちが

最初に教わるのである。


今でも鮮明に記憶に残っているのであるが

バスケットに関われば関わるほど、

その指導の大切さを身にしみて感じている。


チーム全員がレイアップシュートを

意識的にきちんと打っているチームは

あまり見かけない。


ゲームを想定せずに

ウォームアップのためのシュートを打っていたり

基礎が固まっていないのに

バリエーションをつけて打っている選手も多い。



中学生に関して言えば、

地区予選を勝ち上がり、

夏の府下大会に出場してくるチームですら

レイアップシュートを公式戦で

100%の確率で決め切るのは難しいと思う。



体力が奪われやすい夏の大会で連戦が続いている中、

大接戦のゲームの終盤、トップスピードで先頭を走る。


自分がキャッチできる絶妙のところにロングパスが来た。


ディフェンスも迫っているのでノードリブルで

レイアップシュート。



シュートが落ちるケースを何度も見てきた。


疲労によってシュート確率が下がるのもあるが、

しっかり高く跳び、

腕の力を使わずに、

きちっとしたレイアップシュートを打てていれば

どんなに疲れている場面でも決めることはできるはずである。


レイアップシュート1本を疎かにしているチームは

他の基礎的な動きや、

練習時間の1分1秒も疎かにしているのではないだろうか。


勝ち上がるチームほど、

基礎練習を徹底している。









Comentários


bottom of page