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人生の宝物

今回も『 京都2位 』を目指した話題です。


念の為に断っておきますが、

現在、京都府2位やベスト4を目指しているチームに対して

何か言いたい訳ではありません。


私もつい先日まで

現実的な目標として

男子は(全国出場は厳しいので)

京都府3位、近畿ベスト4を目指す。

女子では

(京都精華学園が出場枠を増やしてくれることを期待して)

京都府2位を目指すのが良いと考えていました。


また私自身も高校生の時は

京都府2位を目指していました。


ですから、

『 準優勝を狙うくらいなら優勝を目指そうよ 』という

メッセージではありませんので、

その点を十分に理解した上で、読んで頂きますようお願い致します。



ではなぜ、『 京都府2位 』を目指ていたことを話題に挙げたのか。


それは『 優勝 』を本気で狙うチームの指導を目の当たりにしたからです。


( 優勝を狙うチームはこんな基準でバスケットをしているのか!! )


驚きと、ショックと、自分に対する情けなさなど、様々な感情が

入り乱れました。



洛南に勝つことを目指さなかった自分たちのバスケットの小ささを実感しました。


1回しかない人生で、準優勝を狙う理由はそのチームには存在していませんでした。


私は心の底からバスケットが好きでした。

大好きで大好きで大好きで仕方がなかったです。


そのバスケットでなぜ一番を目指さなかったのでしょうか?


私は以前、ブログで

現役時代は後悔の中学バスケ、大満足の高校バスケ

だったのが年を重ねるごとに、

大満足の中学バスケ、後悔の高校バスケ

に変わったと書いています。


理由は高校生の時は夏で引退し、

大好きなバスケットを冬までやり切らなかったからです。


勝つことは出来なくても

やり切ることは出来たから

その選択をしなかったことに後悔の念が強くなりました。


それが今回、さらに格下げです。

最初から優勝を諦めていたからです。




もちろん努力はしました。

当時はスラムダンクとドリームチームの影響で

仮入部を入れると高校1年生は100人近く集まりました。

その中でレギュラー争いをしました。


また中学時代ペイントエリアバリバリのセンターだった私には

高校でシューティングガードへのコンバートも

非常に大きな壁でした。


ですから、プレイタイムを得ることは簡単ではなかったです。


ゲームも非常に緊迫していました。

IH予選では準々決勝は一桁点差、

準決勝は3点差となんとか決勝まで辿り着きました。


京都府予選準優勝、近畿大会ベスト8。


記録だけ見れば胸を張れるんですよ。

実際に高校生の時は大満足でしたから。


それが、ウインターまで現役を続け、

熱い想いでプレイしている選手と

数多く出会う中で、

いつしか胸を張ることが出来なくなりました。


そして、今回、

本気で優勝を狙うチームと出会い、

自分はスタートラインにさえ立てていなかったと感じました。


しつこいようですが、

準優勝やベスト4を狙っているチームに対して何か言いたい訳ではありません。


今、感じたままに自分のバスケ人生を綴っています。


もし何か伝えるとすれば、『 優勝を狙っているチームの選手 』に一言伝えたいです。


「 皆さんは本当に凄い環境でバスケットと向き合えています。

  ただ一生懸命努力するだけなら、平凡な結果に終わると思います。

  また、心の中で諦めているなら、チャンスも次第になくなると思います。

  しかし、自分が心の底から勝利を願うなら、試合に出たいと思うのなら

  絶対に変わることが出来ます。今の評価を覆すことが出来ます。

  そう言い切れる指導を受けています。 」




井の中の蛙大海を知らず


私のためにある言葉でした。


私も自分を変えると誓いました。











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