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今年のWC王者をいつか忘れても、あのスリーは一生忘れない。

ウインターカップ京都府予選の写真を整理していたら

また涙がこぼれ出てきました。


今までも試合を決定づけたシュート、

最高のリバウンド、

度肝を抜かれたプレイなど、

記憶に残るワンシーンは多々ありますが、

バックボーンも入れますと、

カメラマン人生最高のシュートに出会えたと

いっても過言ではないです。




スタメンの1人が受験で不在でした。


相手チームには留学生が新たに加入しました。


ファールトラブルで退場者も出ました。


一瞬で2桁離されてもおかしくない相手に

必死に食らいつきました。


何度も何度も果敢にインサイドにアタックしました。


リバウンドも取りました。


ボール運びも責任をもって行っていました。


負担の軽減ももちろん策としてあったのでしょうが、

それを選択できないほどの相手でした。


試合が始まった時から

1プレイ、1プレイがギリギリの勝負でした。


試合開始からフル出場し、

残り数秒、

絶対にスリーだけは打たすなと

警戒している相手から

スリーを決めました。





環境を言い訳にしてはいけない。



アスリートは誰もが一度は教わったことだと思いますし、

私もそういう環境でバスケットをしてきました。


しかし、コロナ禍の

学校へ登校することも許されない、

長時間練習することも許されない、

そんな環境では流石に、

「 コロナ禍だから… 」という思いを

私自身は抱いていました。



シュパッ!!



ボールがゴールを通過した瞬間、

自分の頭の中の雲が

一気に快晴になった気がしました。



誰もコロナを言い訳にしてこなかったんやな。




生徒たちの精一杯の努力に対して

いつの間にかコロナ禍というフィルターを通して

見ていたのかもしれません。



もちろん、シュートを決めた選手だけではありません。


チームメイトもそうですし、

他校の選手も同じだったと思います。




きっとコロナのせいになどせず、

今までの先輩と同じように…

いや、逆境を考えると、

もしかしたら過去の先輩たち以上に

創意工夫して努力を積み重ねてきたのかもしれません。



今年は例年以上に3年前の姿を思い出す選手が多いのは

それが理由ではないでしょうか。




逆境が人を成長させる。




子どもたちの成長を目の当たりにして

また一つ大切なことを教わった気がします。