カメラマンへの道を目指す最後のきっかけになったのは
新聞に載っていたアンケートでした。
「 自分の子供に誇れる仕事をしていますか? 」
イエスの1位は消防士さんでした。
他には警察官や教師などがベスト10に入っていたと思います。
「 自分の子供にも同じ仕事をさせたいですか? 」
消防士さんは危険を伴う仕事ですので、これは4位くらいだったと記憶しております。
これを読んだときに、子供に誇れない仕事を一生続けるのは無理だなと思い、
夢のカメラマンに挑戦しようと思いました。
但し、〝 仕事に貴賎なし 〟ですので、
消防士だから素晴らしいとかいう話ではありません。
どんな仕事も素晴らしい仕事だと思います。
私の場合は仕事ではなく、
会社の経営方針や体制に対して誇ることはできないと感じました。
登壇したときにカメラマンを目指したきっかけの中で
このような話をしました。
しかし、私が誇れると思っていても、
子供からすれば、土日が休みの仕事の方が
良かったかもしれません。
また、夢を追いかけることだけが
素晴らしいことではありません。
本当はやりたいことがあったのに、
家族のために精一杯頑張っている方々も
素晴らしいと思います。
職場体験に行く前の事前授業ですので、
変に固くならないように
楽しく仕事をしているのが
伝わればと思って話をしました。
ちなみに
「 自分の子供にも同じ仕事をさせたいですか? 」
につきましては今もNOです。笑
割と自由にやりたいことに挑戦すれば良いと思っていますが、
カメラマンだけは全力で止めたいと思います。

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