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伝説の新人戦_1104

新人戦が無事終わりました。


新人戦の最大の目的はシード権獲得ですので、

ある程度の内容の悪さは今後の課題として

改善すれば良いのではないでしょうか。


私も新人戦は苦労しました。


中2の夏に近畿大会に出場しましたので

新チームへの移行は8/10頃、

すぐにお盆休みに入りますので、

新人戦まで試合形式で練習する機会はほとんどありませんでした。


新チームはスタメン4人が1年生という布陣。

過去最弱と呼ばれた世代でした。


予選リーグは100点ゲームが1試合もありませんでした。


一方スモールリーグの1位は

4試合中3試合で100点ゲームだったと思います。


今でも忘れられない8シード決定戦。


最終的には我がチームは

スタメン5人中3人が5ファール退場となりました。


これには苦労しました。


出てくる選手、出てくる選手、ミスを連発。


ボールをキャッチできない選手。


ステップが必ずトラベリングになる選手。


誰も求めていないのに自ら勝負に行く選手。


(ミスになるから)何もしなくて良いと言われて

ディフェンスもしない選手。


1ヶ月前に全中出場をかけて戦っていたチームとは

思えない内容でした。


本当にどうしようもなかったので、

中学からバスケを始めた2年生のT君にも出番が回ってきました。


2年生ですので、体格は1年生よりはがっちりしています。


身長もそこそこあるので、スローインなら任せられると先生は判断されました。


私がボールを受けに行きます。


「 パス!パス!! 」( パス頂戴!! )


T君 「 うっ… えっ… 」 もじもじ…


ピーーー


「 5秒バイオレーション!! 」


ベンチ ( ……  )


先生 「 交代や!! 」


当時はバイオレーションの時、マイボールでないと交代できなかったと

記憶しておりますが、ちょうど、相手チームも交代を申し出たのだと思います。


T君はプレイタイム0秒で交代となりました。


DNP ではなく、 0:00 

なかなかの伝説の一戦でした。


ターンオーバーはつかないと思いますが、

出場時間0秒 TO 1 だったかもしれませんね。



肝心の試合は1点差で勝利しました。


ラスト15秒、

ツースリーのゾーンディフェンスに

勝負を仕掛けた1年生が

倒れながら私にパスを投げて

私がゴール下シュートを決めました。


あの場面で勝負を仕掛けられる1年生はなかなかいません。

勝負強さは当時から持っていたわけですね。













今の中学生の皆さんも、

これからバスケットが良くなることを

願っています。



BB少年のバスケメモリー

1990年 京都市新人戦 準優勝

1991年 京都市新人戦 第3位(4位シード) 



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