京都精華学園が勝利して、全国への切符を手に入れた。
京都精華 92 - 56 紫野
スコアを見て一体どんな印象を受けるだろうか。
点差が何点つこうが、私は心の底から拍手をおくっている。
京都精華学園をはじめ、
京都では男子の洛南や、東山。
他府県では桜花学園や福岡第一などの全国の強豪校。
誰もが羨むような選手がいるチームであるが、
その分、選手は想像を絶する世界で戦っていると思う。
普段の練習、
チーム内の競争、
伝統校のプレッシャー、
ライバルチームに勝利するための努力。
強豪校と呼ばれるチームほど、
試合で華やかな結果を残すチームほど、
それまでの道のりは容易ではない。
ウインターカップ都道府県予選。
全国で何人の現役の3年生が
観客席から試合を見守ったか。
もしかしたら3年生のうち
1人だけベンチから外れた選手も
いたかもしれない。
京都精華学園も
結果だけを見れば盤石の試合運びに見えるが、
そんな単純な話ではない。
確かに、留学生がいれば有利かもしれない。
中学校の時から有名な選手が多いかもしれない。
だからこそ気づかれにくい日々の努力の結晶に
私は拍手をおくりたい。
ウインターカップでの活躍を祈念して。

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