今回は選手のみなさんに知って頂きたい話題を一つ。
公営体育館の準備は先生が行っています。
体育館のスタッフさんがしてくれるわけではありません。
朝一(場合によっては前日)からラインテープを引き、
リングをセットし、フロアシートを敷いて、
T.O席や ベンチの準備をします。
今ならさらに消毒アイテムの準備や
選手入れ替え制の場合は、消毒作業など、
先生方のボランティア精神の上に、
大会は成り立っています。
京都協会 のサイトの中に
中体連や、高体連のページがあるので、
もしかしたら、京都協会のスタッフさんが
やってくれていると勘違いされているかもしれません。
しかし、スケジュールを組んだり、
体育館などの申請をしたり、結果をまとめたり、
サイトにアップしたりと、
全ての裏方作業は顧問の先生が
作業をされています。
先日、DCのU13,14が行われましたが、
DCの練習や、選考なども、全ての作業は
ボランティアです。
普段の学校の仕事+部活動の指導で
すでにブラック企業なみと
言われている学校現場ですが、
さらに大会運営やDCの活動など
チームとは直接関係のない仕事も
自らの意思で受けておられます。
( もちろん断ることも可能です )
先生たちの自己犠牲の上に
バスケットボール界は成り立っていると言っても
過言ではないです。
近年、現状を変えようとクラブチーム化への移行が
推奨されていますが、まだまだ道は遠いですし
大会の運営などについては話題にもあがっておりません。
「 当たり前の事こそ感謝しなくてはいけない。 」
おうちの人への感謝についてなど、
そういう話を先生から聞くことはあっても、
先生自身がされている行動に対してはおっしゃらないと思います。
だから今回は少し紹介させて頂きました。
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