年度始めですので、バスケットボールに対する想いを書きます。
私は小中高大の11年間、バスケットボールに夢中でした。
生活の中心にはいつもバスケットボールがありました。
初めてユニフォームを手にした日。
何気ない日々の会話。
思い出すのも嫌な夏の厳しい練習。
ミーティングでの先生の言葉。
努力を重ねてたどり着いた舞台。
涙を流して引退した日。
楽しい思い出も、苦しい思い出も
たくさん残っています。
バスケットボールを通して
出会った人々や、経験したことは
人生の宝物と言えます。
その宝物に心の底から〝 感謝 〟したのは
社会人になってからです。
困難に立ち向かうことができる自分がいました。
環境のせいにしない自分がいました。
諦めそうになった時、もう一度、心に火をつける自分がいました。
その〝 自分 〟は全て、バスケットボールとの
出会いがあったからこそ存在しています。
〝 バスケットボールとの出会いが人生を変えた 〟
と言っても過言ではないです。
そんなバスケットボールに関して
一つだけ残念なことがあります。
バスケットボールに懸けた証と呼べるものが残っておりません。
バスケットボールが身近にある時は、
なかなか気づきませんでしたが、
現役バリバリのプレイを離れた時に、
これは非常に悲しいことだと感じました。
その当時、バスケットボールに夢中になっている子供たちも
いつか、私と同じように感じる日が来るのではないかと考え、
バスケットボールを撮るカメラマンを目指しました。
BB-PHOTOとして16年ほどバスケットボールを撮り続けています。
これまでの期間で、プロチームや日本代表選手、雑誌の撮影なども
行ってきましたが、私が一番大切にしたいのは、子供たちです。
大舞台で脚光を浴びることがなく引退していく選手も
思うようなプレイ時間を得られない選手も
そこに辿り着くまでには並々ならぬ努力をしています。
〝 努力している選手に最高の思い出を残して頂きたい 〟
その一心で今までやってきました。
現在はBB-PHOTOが誕生した時とは異なり、
デジタルカメラやスマートフォンの進化で、
誰もが写真を撮れる時代になりました。
そんな時代だからこそ、〝 情熱 〟を燃やし続け
バスケットボールを撮り続けたいと思います。
そして、撮るだけに留まらず
バスケットボールを楽しんで頂ける環境を創造したいと思いますし、
私自身が楽しみたいと思います!!
さあ2022年度はどんな出会いが待っているでしょうか。

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