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執筆者の写真BB-PHOTO

初心忘れるべからず2【0410】

前回はバスケットボールへの想いを語りました。

今回は〝 写真 〟に対しての想いを綴ります。


皆さんには〝 人生最高の1枚 〟の写真はありますか?


私は高校2年生の時のスキー研修の時のこの1枚です。
















当時はなんてことのない1枚でしたが、

カメラマンになって数年間過ごした辛い時期に

この1枚は最高の宝物となりました。


一番左に写っているのは

高校生の時の親友なのですが、

私がカメラの世界に飛び込んだ時、

彼もまた遠く離れた地で、

将来の保証も何もない世界に飛び込みました。


お互い、20代後半からゼロからのスタートでしたので、

高校を卒業して、初めてその世界に入った10代後半の人と

同じような生活をおくっていました。


将来への不安だけでなく、

年齢的な焦りもあり、諦めてしまいそうな時に

〝 あいつも頑張っているから、俺も頑張ろう  〟

と、この写真が背中を押してくれた時もありました。


ですからこの1枚は

手にしてから

10年以上経って、

私の宝物になりました。



また、(良い意味で)将来の不安など一切考えず、

毎日をどうやって楽しく過ごそう、

どうやって面白くしようとポジティブに

試行錯誤していた高校生のメンタルを

思い出させてくれた時もありました。



私の場合は単に考えていないだけだったかもしれませんが、

子供の頃のメンタルは実は最強です。


何にでもなれると信じていますから。


幼少期にはウルトラマンになれると信じていました。

バスケをやり始めた頃はプロバスケ選手になれると信じていました。


〝 ウルトラマン 〟

〝 プロバスケ選手 〟

〝 カメラマン 〟


どう考えても、

カメラマンになるのは簡単すぎます。



高校生の時は

〝 将来の不安 〟など微塵も考えず、

毎日、どう楽しく過ごそうか、

どうやったらウケるか、

そんなことを必死に考えて、

楽しく生きていました。



恐らくですが、

〝 将来やっていけるのかな… 〟とか悩んでいる人のところよりは

〝 バスケ最高!! 人生楽しい!!! 〟という人の方に

仕事はやってくるのではないでしょうか。



写真は私に様々な力を与えてくれました。


だから全身全霊全力で日々撮影しております。


私が撮った1枚が

いつかその人の宝物になることを願って。




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