中学時代 174cm センター。
シュートエリアはシャックばりのペイントエリア。
フリースローより遠いシュートを打ったことがない。
もちろんスリーポイントシュートも打ったことがない。
ガチガチのインサイドプレイで夏にはアベレージ25点以上。
新人戦 ベスト4 春季大会 ベスト4 夏季大会 準優勝 府下大会 ベスト4
高校生になり 174.5cm シューティングガード。
アウトサイドシュートを必死に練習した。
高校2年生6月、新チームになっても出番はやってこない。
翌年、1月の新人戦、劣勢の試合でいきなり出番が回ってきた。
新人戦決勝リーグ 最終日 洛南戦で高校初スタメン、人生初スリーを決める。
IH予選ではシックスマンとしてプレイタイムを得た。
準々決勝で高校2回目のスタメン 人生2本目のスリーを決める。
近畿大会 準々決勝 人生3本目のスリーを決め、引退。
新人戦 準優勝 IH予選 準優勝 近畿大会ベスト 8
私自身に実力はないが、
京都では上位にいるチームでバスケットに切磋琢磨したので、
経験値はあるほうだと思う。
そんな私が自身の高校生の時の努力を振り返って気づいたことがある。
コーチは私のアウトサイドに期待して試合に出したのではない。
もちろんシュートは入らないより、入ったほうが良い。
高校生の私も苦手なアウトサイドを必死に練習した。
しかし、コーチは私のシュート以外の部分に期待を寄せていた。
つまり見方を変えれば、
私はコーチが求めているプレイとは全く違ったプレイを
必死に努力していたのだ。
これから高校という舞台で大きく活躍していく1年生や
先輩が引退して自分たちが主力となる2年生に
努力の配分について伝えたい。
特に2年生は高校に入学して1年以上努力し続けた現時点での
プレイタイムに満足していない( 例えば2年生の中でも7,8番手以降)場合、
同じ努力を続けたさらに1年後、状況が好転している確率は低いのではないか。
もちろん努力が実を結ぶまでの期間は一定ではないので、今までの努力が1年後に開花する可能性もあるが、自分と同じように成長する2年生、そしてこれから一気に成長する1年生の伸び代を考えると、厳しい現実が待っているのではないか。
「 でも、自分はどんなプレイをすれば試合に出られるかわからない。 」
というのであれば、まずすることは自分に必要なプレイを明確にすることである。
コーチとコミュニケーションをとる。
チームの試合のビデオを観る。
練習中の自分のプレイの動画を撮ってもらう。
ただ一生懸命シューティングを頑張るよりも
試合に出られる確率は上がるだろう。
努力はみんなしている。
その中でプレイタイムを得て、試合に勝利するには
〝 一生懸命 〟 だけでは少し足りない。
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