さあいよいよ明日は府下大会です。
本日は私の中学校3年生の時の思い出を語ります。
( 登場人物は同級生なので、敬称略 m(_ _)m )
優勝したのは玉島擁する亀岡中学校。
1回線 藤森(京都市3位)、
2回戦 維孝館(山城1位)、
準決勝 西賀茂(京都市2位)、
決勝戦 洛西(京都市1位)という優勝候補を
全て破っての
稀に見る完全優勝だった。
1回戦 藤森戦は
インサイドの圧倒的不利を
ガード玉島のゲームメイクで
会心の勝利をおさめた。
藤森のセンター前川は
洛南へ進学後、スタメンの座を手にしたほどの
実力者であったが、
同じく、洛南のスタメンに名を連ねる
玉島の前に敗れた。
2回戦の維孝館中は
評判の高かった山城地区を制しての
府下大会出場だっただけに、
実力は折り紙つき。
( 山城2位の田辺中学校が府下3位)
大黒柱 広垣、
スピードがあるガード 田村を中心に
バランスの取れた布陣であった。
3回戦、BB擁する西賀茂中。
エースの格では
どう考えても劣っていたが、
成長著しい後輩、清水、吉田の活躍で
なんとか粘りを見せるも
10数点差で敗戦。
BB大号泣。
後輩たちはさっさと引き上げる。
((((;゚Д゚)))))))
試合後、先生は我々にこう質問した。
「 せっかく宮津まできたんやし、海に行きたい? 」
一同 「 はいっ! 」
先生の素晴らしいところは
非常に真面目な方であるが、
こういう選択肢を選手に与えてくれるところである。
少し話は逸れるが、
前年の近畿大会も初日に敗れてしまったので、
二日目は奈良ドリームランドへ遊びに行った。
藤森が二日目に進んでいたので、
準決勝の勝敗に関わらず2試合あり、
それまでには会場へ着いたら良いという話で遊びに行った。
数年前、藤森の1学年上の人と一緒に飲んだ時、
「 (全国出場を決めた)あの近畿の準決勝は忘れられへんわ。
西賀茂のみんなの声援もプラスになったで。 」
と言われて、
BB「 すみません。僕ら遊園地に行ってまして、
準決勝は見てないんです。 」
一同 「 えーーーーっ!? 」
BB 「 僕ら一緒に応援したの決勝戦の後半からです。(⌒-⌒; ) 」
もちろん、試合を見て学ぶことも多いのであるが、
1年間必死にやってきて、引退が決まった後に
半ば放心状態で試合を観戦しても
糧にならないと判断されたと思う。
また試合にほとんど出られなかった3年生もいたので、
宮津まで宿泊できた以上は少しでも子供たちにとって
プラスになることを提案してくださったと思う。
距離的に天橋立海水浴場だったはずであるが、
バスパンで泳いだこと以外、一切覚えていない。
その後、近畿大会へ進んだ亀岡中学校は
準優勝し、全国大会出場を決めた。
( 優勝は永山擁する園田中学校 )
私は
中2の近畿で永山に敗れ、
中3の府下で玉島に敗れ、
そして、高校ではその二人を擁する洛南に
インターハイ京都府予選の決勝戦で敗れた。
はなから勝負を諦めていた高校とは違い、
熱い思いでぶつかっていた中学時代を
毎年、この季節になると思い出す。

( カバンの底にこっそり海パンを忍ばせておく… 怒られても責任は持たない)
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