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心の処方箋

スマホの容量を空ける必要があったので、

スマホ内の動画写真をパソコンへ移動させ編集していたが、

懐かしいエピソードを思い出したので一つ。



我が家は2人兄弟であるが、

3歳と1歳の時だったと思う。


とある遊園地

保護者が一緒なら

1歳でも乗れるアトラクションがあったので

喜んで何回も乗った。




園内を回って、そろそろ帰ろうかとしたその時、

次男の靴下が片方ないことに気づく。


勝手に脱いだのだと思い、

例の乗り物までやってきて

スタッフに聞いてみたが

落とし物はないとのこと。


仕方ないので、最後に一回だけ乗ることにした。


席に座ると長男が

「 あっ!!」と気づく。


「 あるやん!! 」


その時、乗った号車(台車?)に

靴下が落ちていた。



「 奇跡や!!! 」

「 良かった〜 」

と喜んで帰ったのを写真を整理しながら思い出した。





精一杯バスケットを頑張る選手の為に

写真を撮り始めたわけであるが、

バスケットに限らず、

写真は良いものだと再認識した。


仕事を取り巻く環境はここ数日で

さらに悪化の一方であるが、

なぜか気持ちの面では上昇してきている。


恐らく

子供の写真を整理しているからだと思う。



一生懸命ミルクを飲む姿、

首を上げる姿、

腹ばいで動く姿、

立ち上がる姿、

歩き出す姿、

子供は今を精一杯生きている。


大人がコロナに沈んでいる暇は無い。


私にとっての『心の処方箋』は

子供たちが成長していく姿 

である。



昔 バスケバカ

今 親バカ

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