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日当15,000円のワナ

執筆者の写真: BB-PHOTOBB-PHOTO

職業講話の時に

生徒から時給について質問がありました。


私は正直に

スクールフォト 1件 13,000-15,000円

ブライダル/スポーツ 1件 15,000-20,000円

くらいだと伝えました。


中学生からすればそこそこ大きな金額で

印象としては良さげな反応でしたが、

実際にきちんと計算すると非常に厳しい数字です。


まず、25歳でも、45歳でもほぼ同じ金額です。


1件15,000円と20,000円を

月に10日ずつ撮影したとして

35万円/月 です。


年商420万円。



仮に年20万円機材を減価償却したとして、

自宅兼事務所で家賃など一部経費計上し

年収は280万円くらいでしょうか。


ギャラの交渉自体は可能ですが、

知り合いのベテランカメラマンさんで

ブライダルのギャラを上げてもらった結果、

仕事が減ったケースも聞きました。


ギャラが20,000円のカメラマンさんと

25,000円のカメラマンさんで

クオリティに大差がないなら、

経費が安く済む方に仕事を発注します。



『 カメラマン日当20,000円 』

と聞くと

なんとかやっていけそうに感じても

そう甘い道ではありません。



たまにはリアルなお金の話でした。












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