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東山高校の大澤先生です。
「 人生で一番感動したのは、近畿大会、洛南戦の大澤さんのプレイです。 」
と、ある方から聞いたことがあります。
私、現役時代は大澤先生とは全く年代が被っておらず、接点がございませんでしたが、
高校生の時、打倒洛南に燃えていた方が
母校で指導者となり、再び洛南と対峙しているわけです。
ドラマがありますね。
肝心の記事の内容ですが、
補強(体幹トレーニング)に時間を費やしておられるそうです。
洛南はファンダメンタルを重要視されておられましたので、
洛南、東山の2校が基礎的な部分をしっかり指導しているわけです。
都道府県選抜やアンダーカテゴリーの日本代表クラスの選手が
高校に入り、一から基礎的な部分を学ぶ姿、
想像つきますでしょうか。
またそのようなスター選手に、
基礎の大切さを理解させて、実際に行動させるアプローチの仕方にこそ、
指導力の差が出るのではないかと最近思います。
シミュレーションゲームでしたら、
基礎練、体幹トレーニングのボタンを押せば
やった分だけ、メモリーがアップします。
でも、実際はそうはいきません。
大人顔負けのプレイをする選手たちでも
中身は15、6歳の子供です。
かっこいところをみせたい、
サボりたいという気持ちがあっても不思議ではありません。
また、私自身の現役生活を振り返って感じることは、
厳しい指導に打ち勝って今の自分があると思っていたとしても
それは指導者の先生の導きがあってこそだと思います。
ベンチプレス60kgの選手に100kgの負荷をかけたら耐えられないように、
一律にただ厳しいだけの指導でしたら選手は潰れてしまいます。
この選手なら、これを乗り越えてくれるだろう。
このチームなら、この課題を克服してくれるだろう。
選手への期待と愛情が土台にあるからこそ、
チームは成長できるのだと思います。
先生へのインタビューは
これからも続けていきます。
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