スクリーンアウトも含めて
リバウンドが大好きでした。
これはもともと私がリバウンド好きだったからではありません。
中学の時の恩師の先生のお陰です。
先生はリバウンドの大切さを
常に我々に伝え続けました。
リバウンドを頑張る相手チームの選手や
練習相手になってくれる先輩が良い選手だと教えました。
勝利に導くシュートよりも、
その前のリバウンドの頑張りを褒めました。
「 言って聞かせて、やって見せて、褒めてやらねば人は育たん。 」という
言葉を聞いたことがありますが、先生の指導はまさしくそれでした。
もし、先生が1対1で得点を取る選手を褒めていたら
我々は得点を取る選手に憧れ、
得点を取ることを最大の楽しさとしたでしょう。
ディフェンスの頑張りを褒めました。
ルーズボールを褒めました。
オフザボールの動きを褒めました。
速攻でのロングパスではそこに走った選手を褒めました。
全力ダッシュでディフェンスに戻る選手を褒めました。
恐らく、最初は褒められるから嬉しかったのだと思いますが、
それがいつしか、当たり前のプレイ、勝つために必要なプレイとなり、
自分の中でバスケットの一部になっていったのだと思います。
ですから、バスケットのプレイは
どんなにしんどいプレイでも
どんなに目立たないプレイでも
好きですし、楽しく感じます。
新しく立ち上げるバスケット情報サイトを通じて
よりバスケットを楽しんで頂きたいという想いがあります。
陰のプレイにフォーカスしたいと思います。
ですから1試合30点オーバーのエースよりも
身体を張ってチームプレイに徹する選手の方が
掲載が大きくなる可能性もあります。
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