普段、指導者の先生が〝 気持ち 〟について
よくお話をされると思います。
私が現役の時も、
気持ちが入っている選手を引き合いに出して
いつも褒めておられましたし、
そういう選手を目指さなくてはいけないというお話を
何度も聞きました。
では、実際に気持ちが入っている選手とそうでない選手の違いはどこでしょうか?
練習だったら、一目瞭然だと思います。
反復練習やランメニューに対する意識、
練習前、練習後の過ごし方など
気持ちが入っている選手は
あきらかに違う動きをしていると思います。
それに対して試合ではどうでしょうか。
普段は厳しい練習を投げ出しがちな選手でも
気合いMaxで試合に挑むと思います。
ですから、試合では
パッと見たところでは
気持ちの入っている選手とそうでない選手の
差が出にくいと思います。
しかし、今回、気持ちが入っていると感じた選手は
瞬間的に私の視界に入ってきました。
その選手のプレイからは
何か伝わるものがありました。
ただ、点差が開いた後の出場でしたので、
スタメンと一緒にプレイするには
まだまだ時間がかかるのかなと思っておりました。
ところが翌日、一進一退の攻防の中、
その選手がかなりのプレイタイムを得ていました。
身長151cm。
高校女子選手の中でもかなり身長が低い方です。
前日とは試合状況が違いましたので、
少し緊張感も混じったような表情でしたが、
よくゲームを繋いだと思います。
ここからもう一つ上のレベルを目指すには
かなり大変だと思いますが、
〝 気持ち 〟で乗り越えてほしいと思います。
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