岡田(侑大)選手の1on1や
米須選手のパスセンスなど
歴代の東山高校のエースプレイヤーに
何度も驚かされましたが、
今回驚愕したプレイはファールです。
( す… ご… )
思わず、ファインダー越しにつぶやきました。
詳しくは動画をご覧ください。
残り約10秒3点リード
バスケットをしている方なら
誰もが ( スリーは打たせない )と
思う事でしょうし、
気持ちとしては
1点もあげたくないですね。
ところが瀬川選手は
フリースローで2点を
取られるのは良いというプレイをしています。
今、こうしてブログを書いている状態でしたら、
選択肢としてはありだと考えることは可能です。
しかし、あれだけの接戦、
一時は京都精華が優勝するとさえ思ったゲームの
最終局面で、さっと実行できる判断に対して
本当に凄い選手だと感じました。
3点リードで一番最悪なケースは
スリーを打たせまいと激しくディフェンスをした結果、
バスカンスリーで4点プレイです。
他に考えられる可能性としては
フリースロー1本インで
2本目のリバウンドを取られて
→スリー 逆転
→バスカン 逆転濃厚
→リバウンドシュート 延長
フリースロー2本イン 1点リード
で相手がファールゲームを仕掛けてくる
があります。
ここでポイントですが、
瀬川選手はファールで止めにいったわけではありません。
フリースローから逆転のリスクはありますので、
あくまで第一手は「 プレッシャーディフェンス 」です。
もし、笛がなっていなければ
相手のターンオーバーでマイボールでした。
それぐらい際どいプレイでした。
結果はファールで相手のフリースローになりましたが、
京都精華学園のアウトサイド力を考えますと
スリーを打たしたくない場面でしたし
延長戦は避けたいところです。
ですから、最悪ファールでも良いという計算の元、
プレッシャーをかけています。
バスケットは咄嗟の判断を求められます。
ドリブル、パス、シュート、ディフェンス、ブロックショットなど
今まで完成度の高いプレイに魅了されてきましたが、
このファールが一番しびれたプレイかもしれません。
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