ウインターカップ京都府予選
3位鳥羽高等学校。
群雄割拠の京都男子バスケ界において
鳥羽高校がインサイドの強みを見せて見事3位という
結果を手に入れた。
昨年度、「 魂のMVP 」
にて鳥羽高校のインサイドプレイヤーを
絶賛したが、今年の後輩たちにも
魂は引き継がれていた。
やはりバスケットはインサイドである。
「 そりゃ鳥羽の方が大きい。 」と
他チームから声が出てくるかもしれないくらい
サイズ的には確かに有利であるが、
1試合を通してインサイドで勝負をし続ける姿勢は
やはり素晴らしい。
私は中高生の役に少しでも立ちたいと書いているので、
インサイドについて少しだけ伝えたい。
自分主体でバスケットを考えている選手ほど
インサイドの必要性を軽視しているように感じる。
バスケットの楽しさはどこか?
相手との間にネットがあるわけでもなく、
自分専用のレーンがあるわけでもない。
コート内に敵味方が所狭しと入り乱れ、
攻守の切り替えが早く、
高得点で勝負が決まるスポーツである。
何かアクションが起これば
必ず結果に繋がる。
私はそこにバスケットの魅力を感じる。
例えば、ファール。
バスケットはファール一つで局面が変わる。
相手センタープレイヤーのファールを
一つ取ることができたらナイスプレイである。
会場を沸かすようなプレイだけでなく
じわりじわりと相手を消耗させていくような
プレイも勝利には必要不可欠である。
相手の立場からバスケットを見たとき、
もっと頑張れるポイントが見つかるのではないか。
「 外が好きです。 」
「 1対1に自信があります。 」
そこから広がるバスケの楽しさを
知って頂きたいです。
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