FIBAワールドカップ
1次リーグ 日本 対 アメリカ
フジテレビで生中継
日本がワールドカップでアメリカと対戦し、
その試合が民放でゴールデンタイムに生中継されるなど
バスケ関係者にとっては夢のような出来事であった。
そしてアメリカのパス回しに
感謝の気持ちでいっぱいになった。
「 ハイライト症候群 」と私は呼んでいるが
近年ではNBAのスーパースターの1プレイを
真似しすぎて、悪いタイミングで勝負してしまう選手が多い。
中学高校生が簡単に見ることができるYouTubeなどのハイライト動画は
1、成功したから
2、劇的なプレイだから
こそ取り上げられているわけであり、
1試合通じてそのようなプレイが
頻繁に起こっているわけではない。
アメリカのオフェンスを簡単に表現すると
「ドリブル、パス、パス、パス、ドリブル、パス、シュート」
「パス、パス、ドリブル、パスシュート、」
こんな印象を受けた。
実際にアシスト数は
アメリカ25
日本 7
である。
アメリカはフィールドゴール 39 本中25本にアシストがついている。
一方の日本は17本中7本である。
アメリカがいかにより確率の高い=よりノーマークの
シュートを打っているかのあらわれではないか。
パス&ラン、
スペーシング、
ボール離れ(ボールを持ちすぎない)、
フリーのシュートの確率を上げる。
バスケットを一生懸命頑張る選手には
努力の方向性を再確認して欲しいと感じた
日本対アメリカ戦だった。