少しだけ秋を感じる風が吹き始めた9月12日
京都市内では新人戦がスタートしている。
11月には新人戦が終わり、
アンダーカテゴリーや
府新人戦、春季大会、そして夏季大会へと続く。
季節の変わり目と同じく
毎年、当たり前にやってくる大会であるが、
誰が運営をしているかご存知でだろうか。
結論から言えば、
皆さんの部活の顧問の先生である。
中学校も高校も
「 バスケットボール専門部 」の方々が
実務を担当されていらっしゃるが
専門部のスタッフは私が知る限りでは
学校の部活をみている指導者の方々である。
体育館の手配から
組み合わせ抽選、書類の準備、
ウェブサイトの更新、審判の手配など
全て学校の先生がされているのである。
普段学校で授業をし、
担任やその他の仕事をして、
放課後はクラブ活動を指導し、
さらに休日もクラブを指導し、
その上、バスケットボール専門部の仕事もあるのである。
(+京都協会の仕事がある先生もおられます)
近年、教職員の激務が取り上げられることも少なくないが、
ニュースのそれよりも現実はもっとハードである。
今回のワールドカップで
日本代表が注目を浴びているが、
日本のバスケ界を支えてきたのは
紛れもなく、現場の教職員の先生方である。
教職員の皆様のご尽力の上に
今日の日本のバスケ界が成り立っていると
言っても過言ではない。
引退した3年生は
「 バスケットができる 」という
当たり前のことの価値に気づいたと思うが、
その当たり前が当たり前として存在する裏に
先生方のご尽力がある事を知って欲しい。