top of page
  • 執筆者の写真BB-PHOTO

登山学習

皆さんの学校には『 登山学習 』はありますでしょうか。



私の記憶にあるのは

『 しんどい思いをした。 』のと

『 部活動でいいやん。 』と感じたことだけですが

中学も高校も登山学習( 日帰りハイキング)を経験しました。



先生は

「 みんなとの絆と深める 」や

「 目標を全員で達成する素晴らしさを経験する 」

といったことを掲げて登山学習を行なっていたと思いますが、

当時の私は

「 それって部活でやってることやん。 」と

感じました。

( 先生ゴメンナサイ )


また体力的なしんどさよりも

持参した水筒以外の水分補給が出来ないことが

何よりの苦痛でした。


ですから数ある学校行事の中で『 登山学習 』だけは

やりたくない行事でした。



時は流れ、現在はカメラマンとして

『 登山学習 』に帯同しております。


運動会や、文化祭など、

子供たちが主役の行事を第三者として撮影するのではなく

私自身も当事者として参加しますので、

子供たちと一緒に達成感を感じることのできる

唯一の行事です。


私は行事の撮影はどれも好きですが、

トータルで考えますと、『 登山学習 』の撮影が一番好きと言えます。


しんどい思いをしてようやく辿り着いた山頂での達成感。

目の前に広がる景色、非日常の世界。

みんなで食べる昼食。


部活動とは違った魅力があります。


これは最近感じたことですが、

部活動 = 好きなこと

ですので、

目標に向けて努力することも

仲間と助け合うことも

全て『 自分で選んだ好きなこと 』の中での行動です。


それに対して登山などの学校行事は

『 決められたこと 』『 与えられたこと 』です。


自分の趣味嗜好関係なく、

様々な価値観を持った人間が集まって

目標に向かって努力し、助け合うのです。


実はこれ仕事と同じなんです。


仕事では好きなこと、やりたいことだけ

頑張るわけにはいきません。


自分の意思とは関係なく、

様々なことをしなければいけません。


やりたいことを仕事にした

プロバスケ選手でも

チームのフォーメーションを覚えたり、

ファンサービスをしたり、

コート以外でも様々な仕事があります。



『 学校は社会で通用する人材を育てるための場所 』

とするなら、

『 登山学習 』は最も成長できる行事の中の一つではないでしょうか。














Comments


bottom of page