プロバスケットボール選手は個人事業主が多いと思いますので
将来のために、たまには経費の話でも。
私が経費関係で人生で一番驚いたのは
独立して飲食店を開業した人が、
「 領収書を集めて、どこかへ持っていけば
経費分を換金してもらえると思っていました。 」
という発言でした。
「 世の中の人、全員独立して成功できるわ!! 」と
思わずツッコミましたが、
それ以上に( 大丈夫かいな )とう心配が勝りました。
「 経費で落ちる。 」という言葉を耳にしたことがあると思いますが、
単に業務上使用する代金を立て替えているだけです。
法人の場合は会社のお金で精算し、
個人事業主の場合は事業のお金で精算します。
個人事業主のプロバスケ選手も
事業(プロバスケ選手として活動)に
関する支払いは全て経費となります。
プロのスキルトレーナーと個人で契約したら
その人件費は経費です。
バッシュや練習着が個人負担なのであれば、それらも経費です。
自宅用のトレーニングマシンを購入しても経費です。
賃貸物件の一部屋をトレーニングルームにした場合、
占有面積分の家賃を経費で計上できます。
ここで大事なのは経費といえど、
個人事業主は自分の事業の財布から支払っているだけという点です。
ざっくり言うと、
年俸800万円のプロ選手が
年間200万円分経費で使用した場合、
年収が600万円になるだけです。
事業者が領収書などを必ずもらうのは
もし、領収書が一切ない場合、税金は経費を支払う前の
年俸の800万円に対してかかってしまいます。
ですから、きちんと税を納めるために領収書は必要なのです。
バブル期に、大会社などは様々なものが経費で落ちまくっていたと思います。
ですから「 経費で落ちる 」と言うイメージが一人歩きしているのだと思います。
時代は令和です。
大企業の社員であっても無駄な経費をかけないように努めていると思います。
「 経費削減 」
京滋バイパスと京都縦貫道が繋がり、非常に便利になりましたが、
私はいまだに京都府北部に行くときに、沓掛からしか高速に乗りません(ToT)
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