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ユニフォームの重み

  • 執筆者の写真: BB-PHOTO
    BB-PHOTO
  • 1 日前
  • 読了時間: 2分

あれは私が中学校1年生の時でした。

練習試合の時に、先生がベンチ入りを指示しました。


( やった!!)と私は喜びましたが

その数秒後、しまったと後悔しました。


舞台裏にいき、先輩がTシャツの下に

着ていたユニフォームを脱いで、私に渡したのでした。


2年生 15名。


これが14人なら全く問題なかったですし、

16人なら、少しは気持ちも紛れたことでしょう。


おそらく、先輩たちの間で、

誰か1人がユニフォームを脱ぐことを

覚悟していたと思います。


何人かの先輩は

( もしかして、自分かな… )

と考えていたかもしれません。


そんな先輩たちの気持ちを

当時の私は察することができませんでした。


あの時の先輩の表情、

ユニフォームの重みは一生忘れることはないでしょう。


後輩からは

「 BB君ってなんであんなに必死だったのですか。 」と

大人になってからしばしば言われますが、

先輩からユニフォームを奪ってしまった自分には

〝 必死に頑張る 〟以外の選択肢はなかったです。


もし、中学バスケットで頑張っているのに

なかなか勝てないチームがあったら断言しても良いです。


全ての練習の1分1秒を全力で挑めていないと思います。


修学旅行前後のそわそわする時期も

夏の暑い日々も

体育祭、マラソン大会を全力で頑張った日の練習も

手がかじかむような寒い冬の練習も

公式戦で敗れた次の練習も

先生が会議で練習を見れない時も

全力を出し続けました。


私自身はたいしたことない選手でしたが、

中学バスケットにおいては

歴代の先輩たちや後輩たちと肩を並べることができたのは

日々の弛まぬ努力があってこそだったと言えます。


夏季大会まであと少しですので、

中学3年の皆さんには全力で頑張って頂きたいと思います。





ちなみの優勝したのは中2です (⌒-⌒; )





 
 
 

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