ユニフォームの重み
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- 1 日前
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あれは私が中学校1年生の時でした。
練習試合の時に、先生がベンチ入りを指示しました。
( やった!!)と私は喜びましたが
その数秒後、しまったと後悔しました。
舞台裏にいき、先輩がTシャツの下に
着ていたユニフォームを脱いで、私に渡したのでした。
2年生 15名。
これが14人なら全く問題なかったですし、
16人なら、少しは気持ちも紛れたことでしょう。
おそらく、先輩たちの間で、
誰か1人がユニフォームを脱ぐことを
覚悟していたと思います。
何人かの先輩は
( もしかして、自分かな… )
と考えていたかもしれません。
そんな先輩たちの気持ちを
当時の私は察することができませんでした。
あの時の先輩の表情、
ユニフォームの重みは一生忘れることはないでしょう。
後輩からは
「 BB君ってなんであんなに必死だったのですか。 」と
大人になってからしばしば言われますが、
先輩からユニフォームを奪ってしまった自分には
〝 必死に頑張る 〟以外の選択肢はなかったです。
もし、中学バスケットで頑張っているのに
なかなか勝てないチームがあったら断言しても良いです。
全ての練習の1分1秒を全力で挑めていないと思います。
修学旅行前後のそわそわする時期も
夏の暑い日々も
体育祭、マラソン大会を全力で頑張った日の練習も
手がかじかむような寒い冬の練習も
公式戦で敗れた次の練習も
先生が会議で練習を見れない時も
全力を出し続けました。
私自身はたいしたことない選手でしたが、
中学バスケットにおいては
歴代の先輩たちや後輩たちと肩を並べることができたのは
日々の弛まぬ努力があってこそだったと言えます。
夏季大会まであと少しですので、
中学3年の皆さんには全力で頑張って頂きたいと思います。

ちなみの優勝したのは中2です (⌒-⌒; )
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