IH予選では
絶対にプレイタイムを得たいと願う選手にとって
お役に立てればと書きはじめた今回の話題。
第1回はこちらです。
第2回の今回は 『 試合に出るために必要なスキル 』です。
その前に、今、プレイタイムを得られていない選手にとって
有益な話を一つしたいと思います。
それはタイムシェアの重要性が年々上がっているという点です。
我々が高校生だった頃は6-7人で1試合を戦うのは普通でした。
中学生の時はほぼスタメン5人だけで接戦を戦っていました。
つまり自分が試合に出るためには
誰かを追い越さなくてはいけませんでした。
しかし、現在のバスケットでは
上手に出場時間をシェアすることが
勝ち上がるための大きな要素になっていると感じます。
〝 試合で使うことが出来る選手 〟と
コーチに認められさえすれば、
プレイタイムを得ることは可能なのです。
私には年間100試合以上、
公式戦を撮影してきた現場でのバスケット感があります。
そこから導きだした答え(といっても当たり前のことです)が
『 イージーな選手は接戦では使えない。 』
です。
私が考えるイージーな選手とは
キャッチミス、パスミス、トラベリングなどのイージーミスをしたり、
ディフェンスで簡単に抜かれたり、
スクリーンアウトを怠ったりする選手のことです。
ワンポイントで使われた場合、
控え選手にシュートチャンスが回ってこないことなんて
多々あると思います。
しかし、ディフェンスをする機会、
ボールを繋ぐ機会、
スクリーンアウトの機会は
ほぼ100%やってきます。
控え選手が出場するということは
ベンチが何か手を打った後です。
手を打った後に、ミスが生じるのは
チームとしては非常に痛いです。
ですからコーチとしてはまずは
イージーなミスをしない選手を使いたいはずです。
それなのに、試合に出るために精一杯努力していることがシュート練習で
今、プレイタイムを得られていないとしたら、
少し方向性を変えた方が良いとは思いませんでしょうか。
リバウンド力、キープ力、シュート力など
アピールする力(自分の長所)は非常に大切です。
しかし、土台となる基礎があってこその
自分の長所ではないでしょうか。
私が考える
試合に出るために必要なスキル=基礎
です。
どんなスポーツでもやはり基礎は大切ですね。
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