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高校新人戦を終えた選手に伝えたい3つのこと_0118


私は高校2年生の新人戦

初めてスタメンと一緒に試合に出ることができました。


それまでの1年半は先の見えない闇の中を

彷徨っているような感覚でした。


中学の時よりも練習はしんどくなり、

競争も厳しくなった高校で

プレイタイムを得られないしんどさは

誰よりも知っています。


そして、その状況から

プレイタイムを獲得できた経験もあります。


今、一生懸命頑張っているのに、

試合になかなか出られない選手のためになればと思い、

試合に出るための私の考えを書きます。



『 一生懸命頑張るだけではあと4ヶ月で結果は変わらない。 』



高校2年生は入学して約22ヶ月間かけて努力してきた結果

今のプレイタイムです。


試合に出るためには

現時点での評価をあと4ヶ月で覆さないといけません。


周りの選手も頑張るので、一生懸命頑張るだけでは絶対に

追いつけません。


私は自分が試合に出るためのプレイヤー像を明確にする必要があると思います。


例えば、選手層を下記の5つに分けたときに、

1、2、3の選手はシュート力は求められていないと思います。


1、ベンチ外

2、出場時間5分未満( 勝敗が決した後に少し出場 )

3、出場時間10分未満( イレギュラー発生時に少し出場 )

4、出場時間10分以上( コーチのプランの中で戦略的に出場 )

5、出場時間20分以上( スタメンクラス )


4や5の選手にはシュート力は必要ですが、

それでも全員が1番目に求められているとは思いません。


それなのに、個人練習ではシュートや1on1が圧倒的に多いと思います。



チームが試合に勝つためにはシュート力は本当に大切です。

しかし、コートに立つための必要な要素を順位づけした時、

選手によってはシュート力の順位はものすごく下がると思います。


ウインターカップのスタッツがそれを証明しています。

20点差以内のゲームで20分以上プレイして5得点以下の選手は

ザラにいます。


恐らくですが、その選手たちはシュート力以外の部分を評価されて

プレイタイムを得たのではないでしょうか。


新人戦を終えた選手に伝えたい3つのこと

一つ目は

『 コーチが求めているプレイヤー像を明確にする 』です。


残りの4ヶ月で逆転を狙うのであれば、

オールラウンドに満遍なく鍛えるよりも、

試合に出るためのスキルに絞って重点的にやった方が

チャンスは増えるかもしれません。


今のままの努力を続けるのも自由です。


何かを変えようと思うのなら、

明日、またお会いしましょう。










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