スポーツカメラマンに結婚式の撮影を依頼するのは
社会科の先生に高校の英語の授業を依頼するようなものです。
プロカメラマンに運動会の撮影を依頼をするのは
社会科の先生が道徳の授業をするようなものです。
マッチングサイトで七五三の撮影を依頼するのは
その辺を歩いている人を捕まえて中学の授業をさせるようなものです。
これはだいぶ的を得ていると思います。
スポーツカメラマンに結婚式の撮影を頼むのは絶対にやめた方が良いです。
中には英語が好きでペラペラの社会の先生もいるかもしれませんが
あたる確率は極めて低いです。
運動会の撮影は突き詰めていけば差は出ますが、
プロとして生計を立てている方なら
屋外でブレブレの写真もないと思いますので、
平均点はクリアーできると思います。
最後の七五三ですが、
教員でなくても中学校の授業で
一回限りなら、なんとか教えられると思います。
ベテラン教員(プロ)がみたら、なんだこの授業(写真)となるかもしれませんが
生徒(一般ユーザー)は気づかないと思います。
また、現役の教員、教員免許を持ってる方、子供達と触れ合う仕事をしている方、
大人数を相手に仕事をしている方、管理職の方など、
しっかりした授業をしてくれる方に
あたる確率はそこそこ高いと思います。
では本題に入りますと
マッチングサイトで七五三のカメラマンを探すときのポイントはというと…
私が考える第1位は
外部カメラマン撮影不可の神社を記載している
(もしくは打ち合わせの段階で説明がある)
カメラマンさんです。
残念ながら、撮影不可の神社に
親戚のふりをして撮影にくるカメラマンさんはいます。
神様に子供の成長の感謝の気持ちを伝え、
お祈りをする場で、
なぜ、嘘をついて撮影を行うのか理解に苦しみます。
( 依頼主の方はご存知でないケースが多いです )
もしかすると、カメラマンさんがご存知でない可能性もありますが、
その時点で、プロとしての経験が浅すぎると思います。
写真が泣いています。
肝心の写真については
人様の作品に対してどうのこう言える立場にありませんので、
何も言いません。
ただ、せっかくお読みいただいたので、
もし、私が頼むであるなら、
こういうカメラマンさんに依頼するという
ポイントだけ書いておきます。
※あくまでポイントですので、
該当しなくても良い写真を撮る方はいると思います。
レンズは純正レンズを使っているか。
( ボディがキャノンならレンズもキャノン
但し：例外あり )
RAWデータから現像してくれるか。
( 問い合わせたら教えてくださると思います )
レンズは3本以上所持しているか。
( 16-35、70-200、50mmか80mm単焦点のうち、
2本あれば心強いですね。 )
サンプルのブライダルや
ニューボーン、マタニティはあまり参考にしない。
( 七五三の写真だけを見た方が良いです )
スケジュールは平日も対応可能か。
七五三シーズン以外の土日も埋まっているか。
( 平日全部NGは他業種会社員さんの可能性があります )
サンプルは半身やバストアップなどの寄った写真ばかりでなく
全身の写真も入れているか。
( アップ系の写真は色々とごまかしがききます )
( あんたもアップの写真使っているやん (・Д・)ノ )
ちゃんちゃん。
ちなみに、神社に入っている写真屋さんが撮影してくれる場合や
マッチングサイトのような個人ではなく、
写真屋さんが出張対応してくれる場合もあります。
良いカメラマンさんと出会えることを願っております。